愛する家族を亡くした者にとって12月は辛い月
孤独を感じやすい年末年始
街ではクリスマスソングやデコレーションが煌びやかにされて、人々の笑顔が目に飛び込んできます。楽しそうな会話や能天気にお酒に酔ってる人ともすれ違います。
自分だけが、どうしてこんなに不幸なのか、何か悪いことをしたのか、怒りと悲しみが込み上げます。どうして自分だけがこんな気持ちになっているのか。
まるで他の人と違う世界に住んでいるみたいな感覚。
孤独・・・
悲しみ・・・
怒り・・・
誰も分かってくれない。
苦しいですね。
同じような経験をした人達と繋がること
同じような経験をした人と繋がることは、助けになることが多いです。
ぜひオンラインミーティングに参加してみませんか?
最初は勇気がいるかもしれないけど、きっと今までと違う気持ちになれるかも。
★死別の悲しみを力にして歩むグリーフケアコミュニティー★協力者も募集しています
グリーフケア
COPE Hawaiiは死別の悲しみを経験されている方、そしてその悲しみに寄り添いサポートして下さる方のコミュニティーです。
サポートする者もサポートされる者も繋がることで、お互いが力を渡し合えるのです。
時にはその役割が逆転したりします。
【グリーフを経験されている方・グリーフケアに関わりたい方はこちらへ】
お問い合わせはいつでもこちら ↓
★自死遺族がオンラインで交流★
【自死遺族オンライン交流会】
同じような経験をした人達と安心できる環境でお話ししませんか?
ハワイ時間 7月17日(土)午後3時から4時半
日本時間 7月18日(日)午前10時から11時半
参加希望の方はご連絡ください。
info@copehawaii.com
★自死遺族になってしまったら、、、★『アルファの会』
自死遺族の皆様、お話ししましょう。
【日時】4月17日(土)午後3時~4時半(ハワイ時間)
4月18日(日)午前10時~11時半(日本時間)
【参加条件】自死遺族に限ります
【参加費】無料
【お申込み】Eメールでご連絡ください。ZOOMリンクとパスワードをお送りします。
info@copehawaii.com
また今月も同じような経験をした者同士が集まります。
辛い経験を心の中に閉じ込めておくのは、激しいエネルギーを身体全体に充満させてしまうような気持ちになるような時もあります。
分かち合える仲間に打ち明けてみてはどうでしょうか。
打ち明けなくても、他の人の想いを聞くだけで、共感し、癒されることもあります。
自死遺族になった時、ありのままの自分でいられる場所は意外にも少ないものです。
- 批判的な言葉、傷つく言葉を言われてしまう。
- 興味本位な質問をされてしまう。
- 泣いていれば、心配されてしまう。
- 自分を責めたり、人を責めてしまう。
- 怒りを打ち明けられない。
- 後悔ばかりが頭に浮かんでしまう。
- 起こったことが頭から離れない。
ありのままの自分を理解してくれる場所を探すことも、自分の力ではないでしょうか。
桜は散った時から、次の芽吹きの準備を始めるそうです。
命は形を変えても、永遠に遺るもの。
★3月の自死遺族の定期交流会【アルファの会】がありました★
今日は毎月行われている★自死遺族限定★の『アルファの会』でした。
外に出たくない気分・・・
人に会いたくない・・・
愛想笑いをしたくない・・・
そんな時でも、家にいて安心した場所で、同じような経験をした人達と繋がれるから、とてもホッと出来ます。
気分が落ち込んでいる時に、オンラインミーティングで画面に映る自分を見たくない!と言われる方もおられますが、そんな時はカメラをオフにしても大丈夫です。
人の話しを聞いているだけでも、共感できることがあると励まされたり、支えられたりします。
来週の土曜日(ハワイ時間)は、自死遺族ではなく、『大切な方を亡くされた方』ということで、ハグカフェというオンラインミーティングをします。
こちらも参加ご希望の方は info@hughawaii.com にご連絡ください。
今日はハワイの心理学者・國陶ゆかり先生からご連絡を頂き、ハワイの日本語放送ラジオ番組でハグハワイのことをお話しして頂いたそうです。
心理の専門家を含め、大切な人を喪失した時、安全に話せる場所としていくつか知ってると良いですね。
國陶ゆかり先生のサイトはこちらになります。
www.yukari-kunisue-coaching.com
ハワイの情報がわかるKZOOラジオのサイトはこちらです。
★自死遺族の集まりがほっとする理由★
自死遺族の皆様、お話ししましょう。
【日時】3月20日(土)午後3時~4時半(ハワイ時間)
3月21日(日)午前10時~11時半(日本時間)
【参加条件】自死遺族に限ります
【参加費】無料
【お申込み】Eメールでご連絡ください。ZOOMリンクとパスワードをお送りします。
info@copehawaii.com
同じ『死別』という括りでも、自死遺族と他の死別の遺族では少し違うところがあります。
自死遺族は、死別の苦しみや悲しみに加えて、社会的な重荷も負うことがあります。
どういうことかと言うと、ひとつには他者からの偏見や批判で苦しむ場合があります。
例えば、周りの人からこんなことを言われることがあります。
★「家族の中で問題があったんだね」
★「生きたくても生きれない人がいるんだから、死ぬことを選ぶなんて許せない」
★「こんな死に方は、他の人の迷惑」
ただでさえ苦しく、悲しいのに、こんな言葉に耐えられませんよ。
また、
★多くの場合、警察に呼ばれて事情を話したり、死因について疑惑をかけられたりします。
★損害賠償や裁判などが必要になることもあります。
★近所の人達から興味本位の質問を受けたり、好奇の目にさらされたりします。
★家族や親戚からも責められたり、関係が悪化してしまったりします。
そして他者だけではなくて、自分自身をも責めたりします。
★「もっと早く何か出来たのではないか」
★「あの時、○○してたら」
★「全て自分の責任だ」
死別の苦しみだけでも充分なのに、それに加えてこんな痛みを味わうなんて!辛過ぎます・・・😢
でも、自死の90~96%以上は精神的疾患が原因と言われています。
ですから、他者から責められたり、自分を責めたりするものではありません。
自死遺族の集まりがほっとするのは、このような想いをシェア出来たり、他の人からの偏見がないことです。
安心して参加してみてください。
*1:こちらの著書のp.6
東日本大震災から10年だからって忘れるはずない!
死別から10年経ったからって、愛する人を忘れることも、悲しい気持ちも消すことも出来ないですよ。
色々な慰めの言葉をかけて励まして下さる気持ちは有難いけど・・・
かえって、分かってもらえないと孤独感を感じることも多いはず。
この記事を読んで、「そうそう!」とうなずく箇所が何度もあります。
だからわかってもらえる場所を探すって大切なんだろうと思います。
この記事の中で書かれている【周りの方達からかけられる言葉】は、いわゆる死別後「あるある」です。
★『立派だったわね。息子さんのためにも、早く元気になって』
★『もう落ち着きましたか』
★『私たち、笑うと「やっと笑えるようになったね」って、泣いたら「もう悲しまないで」って言われる。』
そして、【遺族がどう思うか】というのも、皆が同じとは言えませんが、強く共感出来る感情です。
★『あなたに何がわかるのってそのたび思う。』
★『死ぬこともできないのかと、情けなかった』
★『復興、復興というけれど、子どもが戻ってこない以上、私たちにはどうでもいいの』
★『娘はもっと寒い思いをしたんだ』
悲しみは当然のこと、怒りや自責感、絶望感、そして愛する人が経験しただろう同じ苦しみを少しでも自分も味わいたい!でも味わえない悔しさ😢
この記事の中の鈴木さんの言葉にも真実と励ましを感じますね。
『悲しみと、うまくつき合えるようにはなった。悲しみだけに支配されないようにはなったのかな』
記事を書いて下さった石橋英昭さん、良い記事をありがとうございました。